2014年12月3日水曜日

フクロウは森の 「賢者」 か 「獰猛な捕食者」 か?

上山口寺前谷戸の復元プロジェクトエリアに仕掛けたタイワンリス捕獲用のトラップに異変が起きていました!

捕獲されたタイワンリスの四肢がちぎられて居たのです!(凄惨すぎて画像は載せられません) 犯人はアライグマかイタチかと思い、辺りを観察しました、すると トラップから3m位離れた場所にフクロウのものと思われるペリットが落ちていました。推察すると、トラップの隙間から出た細い足をピンポイントで捕らえられるのはフクロウの嘴だと気づきました。アライグマやイタチでは食いつき難いと思います。

ペリットとは、フクロウやタカが小鳥やネズミを食べる時に、毛も骨もまるごと飲み込んでしまいます、そして胃の中で消化されなかった毛玉や骨を吐き出すのですが、上記の画像の様な物です。このペリットの中には、サワガニの足やタイワンリスの毛と骨が入っています。タイワンリスはアカネズミやヒミズ、モグラと共にフクロウの基本的な食糧となっている様です。

※トラップを仕掛けたのは前日の午後4時、日没は午後4時半、トラップ巡検は朝の8時半

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