2015年3月24日火曜日

やっと産卵、 アズマヒキガエルの卵塊! 3月24日の調査。

アズマヒキガエルの卵塊 例年より10日ほど遅れている。

産卵後、2~3日経過している。葉山で産卵が確認された池は2ヶ所だけです。
( 3月25日 上山口でもう1ヶ所産卵を確認 うれし~! )

池に沈んでいたトウキョウサンショウウオの被食個体。

頭にツメの跡がハッキリ残っている、犯人はアライグマで間違いないでしょう!

トウキョウサンショウウオの卵嚢、産卵後10日以上経っている。(尾芽胚前期)

こちらは、産卵後1週間程度か? まだ神経胚の状態からダルマ胚になり始めている。

産卵間近のヤマアカガエルのメス、長柄の住宅街に現れた。以前は神社前に水場があったのだが埋め立てられて住宅が建ってしまった!仕方がないので近くの田んぼに連れてきた。両生類にとって、繁殖水場が無くなることは大袈裟な言い方だが地域絶滅を意味する。

2015年3月19日木曜日

二子山山系のイノシシDNA解析が論文になる!

去年の4月に捕獲されたイノシシのDNA解析が論文として神奈川県自然誌資料に載りました。小田原にある「県立 生命の星地球博物館」の発行する神奈川県自然誌資料という冊子に掲載されています。解析結果によると、「 J8 」と言う静岡方面に良く見られる遺伝子型をもっていたそうです。これにより、天城イノシシ園から逃げたイノブタ説や千葉房総半島から泳いできたと言う説は否定されました。更に、茅ヶ崎市などでの繁殖情報が無い事から無断放逐の可能性が高まりました。

http://nh.kanagawa-museum.jp/research/nhr/nhr224.html このリンクから論文を読んでみてください、リンク先の一番下までスクロールした場所に載っています 「二子山山系で捕獲されたイノシシのDNA解析」。書かれたのは、山梨大学の高橋遼平さんと総合研究大学院大学の本郷准教授です。


2015年3月14日土曜日

夜の谷戸生態! ( タヌキが必死に脱出 )

タヌキのペアが現れた。オスは警戒して見張りをしているがこの後、中に入って行った。

エサに夢中になり、仕掛けに触れてしまい捕獲されたメス。必死に穴を掘って逃げようとしている。

驚いたことに 天井の隙間(6.5cm)から脱出を試みる、小さなメスだから可能なのだろう。

お尻も抜けて、脱出成功! このタヌキが居たら、イノシシをおびき寄せるのは無理かな?

こちらはアライグマ。一度捕まったことが有る為、中には入らずに廻りのエサを舐めている。アライグマは捕まっても上記のタヌキ以上に運動能力が高く逃げてしまう。