2016年2月22日月曜日

トウキョウサンショウウオの産卵確認!

20日の雨で葉山各地でトウキョウサンショウウオの産卵が始まった。多い水場では、10腹を超える産卵が有った! しかし、二子山の麓の谷戸では産卵確認が出来ていない。イノシシ食害の噂が聞こえてくるがまだ今の時期ではハッキリとしない。早合点せず、じっくり調査しようと思う。
 
ここは葉山で一番の産卵数を誇る池です。少し遅くなりましたが、5腹の産卵が有りました。
 

20日の土曜日に降った雨で産卵が始まった様です、まだ細胞期の卵嚢。
 

池の底には若いオスが3匹待機しています。このオスは体長8.5cm。

2016年2月15日月曜日

葉山のヤマアカガエル産卵状況!


 週末の13日から14日にかけての暖かな雨により、葉山各地で一斉に産卵が始まった。

上山口 寺前谷戸   191卵塊
長柄 殿ヶ谷             166卵塊
長柄 鬼ヶ作         73卵塊
上山口 栗坪       42卵塊
上山口 新善光寺    36卵塊

 など葉山のトップ5は全て二子山の麓の田んぼや池だ。
その他、葉山町全体で 600卵塊を超える産卵がこの2日間で確認された。

ヤマアカガエルのがま合戦動画(新善光寺) https://youtu.be/zRHm7eDhX2M

2016年2月10日水曜日

おたまじゃくし発生 (ヤマアカガエルの幼生)!


ヤマアカガエルの幼生(オタマジャクシ) 全長は2cm位、良く見るとエラ(外鰓)が出ている。
1月18日に上山口で産卵された6卵塊の卵塊が全て順調に発生を始めた。
 

水場で待機していたオス  第一陣の産卵は早かったが、その後の産卵が無い。イノシシの食害の可能性も指摘されています、少し心配になります。
 

2016年1月22日金曜日

今年の初認! ヤマアカガエルの産卵を確認しました。

まだ水場の整備が終わっていないのに、もう産卵が始まってしまいました。
 
産卵後、数日たった卵塊。 たぶん月曜日の雨の中での産卵だったと思われます。

この水場には既に、6卵塊の産卵が有った。 去年は53卵塊の産卵が有った。
 
産卵に来たヤマアカガエルのメス。

2016年1月15日金曜日

今年も両生類の水場整備をやってます!

1月9日の花の木公園池と、13日の池田邸の庭の池を整備してきましたが、本日は山の中の水場を整備して来ました。山の中ではゲリラ豪雨などにより土砂が流れ込み、水場が埋まってしまいます。その土砂を掻い出し、水深10~15cmの水場を確保します。更に、アライグマや販売目的の捕獲者たちの目を誤魔化す様にカモフラージュして、産卵を待ちます。

本日はその水場に、既にトウキョウサンショウウオのオスが2匹待機していました。今年は暖冬だった為、産卵が早まるかも知れません。あと13ヶ所の水場整備が残っています、急がねば!


トウキョウサンショウウオのオス    全長11.5cmの立派なオスでした。メスが水場に現れるのをズ~ット待っている、けなげなヤツです。
 

土砂が溜って水が無くなっている。
 

土砂を掻い出し、水深10~15cmの水を確保する。この程度の水量で両生類は上陸して行ける。
 

最後に落ち葉などでカモフラージュして完了! 後は、メスが来るのを待つだけです。去年は26腹(52卵嚢)の産卵が有りました。今年はどうでしょうか?

2015年12月1日火曜日

冬の生存競争!

二子山の麓に、アオバトの羽が沢山落ちていました。
 
アオバトは首から頭に掛けて黄色く、羽が若草色をした綺麗なハトです。
二子山には少数が飛んでくるのですが、見る機会は少ない鳥です。しかし、そのアオバトがタカに襲われて喰われた跡(食痕)が今回 羽を大量に発見した現場なのです。冬になると越冬する為に、高地からノスリ・ハイタカ・ツミ・オオタカなどが二子山にやって来ます。地場のオオタカ・ミサゴ・チョウゲンボウ・ハヤブサを加えると猛禽類のオンパレードになっています。綺麗なアオバトは目立ってしまうので捕食されやすいのでしょうか、生体を観察する機会と同じぐらいに食痕を見つけてしまいます!
 

左側から 尾羽 ・ 初列風切り羽 ・ 次列風切り羽 ・ 三列風切り羽 ・ 羽毛(首の廻り)

2015年7月28日火曜日

シマゲンゴロウが見つかる!

下の写真が7月28日に撮影された葉山町上山口のシマゲンゴロウです。
前回の発見は、’13年9月でしたので、約2年ぶりの棲息確認でした。
前翅の星の形や縞模様が多少違っています、個体差がありますね。
 
2015年7月28日 葉山町上山口にて発見。
 

2013年9月22日 葉山町上山口にて発見。
 
 
2013年に三浦半島としては10年ぶりに見つかりましたが、2年後に又上山口で見つかるという事は繁殖の可能性もあるのでしょうか? 今回も標本にはしないで、元気な状態で放生しました!