2014年12月23日火曜日

アカネズミ(野生)が カワイ過ぎる !

二子山山系で繁殖してしまったイノシシを捕獲する為に、箱罠の中にサツマイモをエサとして入れたのですが、このサツマイモを横取りしてしまう生き物が居るのでワナの中にワナを仕掛けて捕まえて見ました。捕まったのはアカネズミでした、大きい方は頭胴長 9cm位、小さい方は頭胴長 8cm弱で大きい方は日曜日(21日)にも捕まっていました。学習能力無しのとてもカワイイ奴らでした。

2014年12月3日水曜日

フクロウは森の 「賢者」 か 「獰猛な捕食者」 か?

上山口寺前谷戸の復元プロジェクトエリアに仕掛けたタイワンリス捕獲用のトラップに異変が起きていました!

捕獲されたタイワンリスの四肢がちぎられて居たのです!(凄惨すぎて画像は載せられません) 犯人はアライグマかイタチかと思い、辺りを観察しました、すると トラップから3m位離れた場所にフクロウのものと思われるペリットが落ちていました。推察すると、トラップの隙間から出た細い足をピンポイントで捕らえられるのはフクロウの嘴だと気づきました。アライグマやイタチでは食いつき難いと思います。

ペリットとは、フクロウやタカが小鳥やネズミを食べる時に、毛も骨もまるごと飲み込んでしまいます、そして胃の中で消化されなかった毛玉や骨を吐き出すのですが、上記の画像の様な物です。このペリットの中には、サワガニの足やタイワンリスの毛と骨が入っています。タイワンリスはアカネズミやヒミズ、モグラと共にフクロウの基本的な食糧となっている様です。

※トラップを仕掛けたのは前日の午後4時、日没は午後4時半、トラップ巡検は朝の8時半

2014年10月18日土曜日

早くも越冬準備!

ホソミオツネントンボ メス   湿地まわりの藪に渋い色のイトトンボを発見、枯れ木の中に居れば見分けがつかないぐらいに渋い。来年の4月に薄っすら水色に変わってからまた会おう!

2014年10月8日水曜日

タカの渡りを見てきました!

10月8日の渡りの様子 台風明けの昨日、多くのタカが渡って行ったので本日は30羽あまり。
来年また会おうと見送ったが、来年は葉山からも旅立たせたいと思う!
 
大きな群れでも7羽での渡りだった、風が弱いため頻繁に羽ばたいていた。

このサシバは単独で渡って行った、次の台風も近づいている 無事に東南アジアにたどり着けるのだろうか?

2014年9月29日月曜日

ツマアカクモバチ(ツマアカベッコウ)の狩り

2.5cmの小さな体で大きなアシダカグモを運搬中。クモは体長2.5cmだが足を広げると10cm以上の大物でした。このハチは今まで見た事がありませんでしたが、南西諸島付近が北限の生き物だったそうです。温暖化の影響か、アシダカグモを追って北上して来たのか、はたまた誰かの放逐か?

2014年9月13日土曜日

ツノトンボ ♂

アミメカゲロウ目ツノトンボ科の昆虫だそうだが、好きになれないタイプだ。
幼虫は陸棲で、アリ地獄と同じ様な場所で土の上に居るそうだ。

この尾部を見てると悪魔の杖の様に見える。

それでも、近い仲間のヘビトンボに比べればカワイイかも?

2014年9月2日火曜日

晩夏の生きもの達!

田んぼのスズメ除けネットに からまって いたオニヤンマ メス。「ホタルの会」会長はオスを助けたのでこれで1ペアを救った事になる。稲(米)を守るか、生きものを守るか、とても悩ましい!

この顔には「オニ」という名前がピッタリだ!

ナガコガネグモ 何かを捕らえた様だ。

獲物は稲の天敵「イナゴ」だった。だから益虫として扱われる。

キアシナガバチの巣 30匹以上は居るだろうか?

スズメバチSPの巣 クヌギの木の高さ10m付近に作られていた。怖くて近寄れないので、種名を同定する事が出来ない。キイロスズメバチほど黄色くないのでコガタスズメバチかも?

2014年7月25日金曜日

アメリカザリガニ「外来生物」 

駆除しても一向に減らない「外来生物」の代表です。この季節には体長10cmを超す大物が沢山でて来ます。なぜ、アメリカザリガニが問題なのかと言えばその繁殖力です。小さな池(10m以下)に一度侵入したならばイトミミズから水草の根まで全て食べ尽くしてしまいます。多様な生物が棲息していた池がヘドロ状の泥を残し死の池に変わってしまいます。多くの子孫を残したザリガニは食べ物の豊富な他の池に歩いて行ってしまいます。希少な水棲生物が棲息する止水域では要注意外来生物」なのです。希少種を食べてしまう心配ではなく、環境を変えてしまう心配です。

2014年7月21日月曜日

幼い生き物達 2

クモの子を散らしてみました! 同定していません、どなたか教えて下さい。

上の画像では生き物に見えなかったが一匹が2~3mmのクモだ。

この画像で誰か同定出来ないでしょうか?

カメラを向けたら、ポーズをとりました!

幼い 生き物達!


あどけない上陸直後のシュレーゲルアオガエル幼体。

田んぼ ではシュレーゲルアオガエルの上陸がピークを迎えている。

梅雨の間に上陸しなければ、水が枯れてしまう!

ウスバキトンボの羽化も始まった!

2014年7月7日月曜日

雨後の生き物たち!

小さくてもハンターだ!

ラミーカミキリの交尾

キアゲハの幼虫 セリの葉を全て食べてしまい茎も食べている。

コオイムシ 水面から尻を出し呼吸をしている。

2014年6月29日日曜日

本日の生きもの達!

シュレーゲルアオガエル幼生 (オタマジャクシ)
 

ニホンアマガエル幼生 (オタマジャクシ)
 
    

アカハライモリ
 

ショウジョウトンボ オス

アキアカネ オス 羽化直後

ヒバカリ オタマジャクシ捕食中!

カナヘビの卵 サイズ 7mm

オオスズメバチ
 

2014年6月2日月曜日

ジャコウアゲハの幼虫を発見!

二子山山系では沢山のジャコウアゲハを見るが、まだ幼虫を見つけた事がなかった。
今回の食草は、オオバウマノスズクサか近種のタンザワウマノスズクサのどちらかだ!

蛹で越冬し4月に羽化したチョウが5月前半に産卵して、6月2日で12mmの幼虫になっていた。なかなか幼虫を見つけられなかったのは、夏場に山を歩かなかった為に秋に入山しても羽化した後だった様だ。

2014年6月1日日曜日

外来生物 ガビチョウ

困ったものです、アライグマ、タイワンリスに続いてこの鳥が繁殖しています!

 
 現在、二子山や三浦半島で大繁殖の勢いで増えています。東南アジア方面からペットとして輸入された鳥ですが、売れずに捨てられたものが繁殖したようです。厚木より西の方面は既に定着してしまった様です、箱根でもガビチョウとソウシチョウで藪が占領されています。


一時居た、ヤマンバギャルの様な目の周りの白い縁取りが特徴的です。藪が好きで、ウグイスやホオジロと競合して行きそうです。けたたましく大きな声で鳴きます、知らない人は良い声だねと言いますが私には下品な鳴き声に聞こえます。事情を知っているからでしょうか?

2014年5月24日土曜日

クロスジギンヤンマが産卵!

早くもクロスジギンヤンマが産卵した。雨が続いて谷戸の水量が増えると一気に繁殖シーズンだ!
 
 

こちらはヤマカガシ! 1m近い大物だ、シュレーゲルを飲み込んでいる。

2014年5月13日火曜日

イモリ 動き出す!

降雨後の晴れ間を楽しむかの様に生き物たちが動き出した。
 
 
イモリ  水深20cmの池の底でメスを探して動き出した。

ニホンアマガエル  谷戸の中は鳴き声で騒々しい。

ホソミオツネントンボ  田圃の畦に生えるカヤ類に産卵している。

2014年5月7日水曜日

コオイムシ繁殖確認!

去年あたりから目撃情報があったのだが、本日 タマゴ をおぶったオスを捕獲しました。
ここは良好な湿地ですので、何れは繁殖確認が出来ると思っていました。ウレシィ~!

タガメに似た面影がある、体長20mm

羽と背中の間に空気を溜めている。

 
卵も呼吸をするのでオスは度々上陸している。